脂肪溶解(BNLS)注射のおすすめクリニック9選！後悔しない選び方

ダイエットを目的に脂肪溶解（BNLS）注射を受けてみたいと考えてはいるものの、Web上で検索すると、さまざまなクリニックや病院の情報だけでなく、使用する薬剤の種類も豊富に出てくるため、なにを選んだらよいのか迷う方は多いのではないでしょうか。

この記事では、脂肪溶解（BNLS）注射の概要や施術の流れを解説し、編集部がおすすめする脂肪溶解（BNLS）注射のクリニックもご紹介します。

また、脂肪溶解(BNLS)注射の利用経験者に独自にアンケートをおこなった結果も合わせてご紹介。経験者の生の声もぜひ参考にしてみてください。

※執筆者は「選び方」「記事の内容」を執筆しています。ご紹介している商品・サービスは執筆者が選定したものではなく、独自に選定したものです。

※すべて税込価格

脂肪溶解（BNLS）注射とは？

脂肪溶解注射にはいくつか種類があり、脂肪溶解注射（BNLS）は脂肪溶解注射の一種にあたります。

脂肪溶解注射（BNLS）は、皮下脂肪層に注入すると、その部分の脂肪が溶解される治療法です。脂肪細胞の数を減らせるため、リバウンドしにくいのが特徴です。また、切らない治療法なので、周囲にもバレにくく、痛みやダウンタイムが少ないのもメリットです。

また、薬剤と溶けた脂肪は、体に吸収され体外に自然に排出されます。ただし、溶けた脂肪が体外に排出されるまでには時間がかかるため、1回の施術で効果を実感しづらく、何度か通院が必要となる傾向にあります。

※参考：小顔の脂肪溶解注射『1日脂肪取り® 顔やせ』｜品川スキンクリニック【公式】

他の施術との違い

脂肪溶解（BNLS）注射と、脂肪吸引・クールスカルプティング・ハイフなど、他の施術との違いを以下の表にまとめました。

※参考：
小顔用脂肪吸引注射について徹底解説！脂肪吸引や脂肪溶解注射との違いについても紹介 | 湘南美容クリニック
脂肪吸引はバレる?傷跡を残さない3つの工夫│THE CLINIC（ザクリニック）
クールスカルプティング（新型クルスカエリート）で脂肪冷却（脂肪凍結） | 品川美容外科【公式】
小顔用脂肪吸引注射｜脂肪吸引なら湘南美容クリニック【公式】
HIFUリニアファーム（脂肪溶解ハイフ） – みやびスキンクリニック

脂肪溶解（BNLS）注射のメリット・デメリット

脂肪溶（BNLS）注射は、ダウンタイムが少ないこと以外にもさまざまな効果が期待できる反面、デメリットもあります。

脂肪溶解（BNLS）注射の施術を受けるか検討する上で、メリット・デメリットをしっかり把握しましょう。

脂肪溶解（BNLS）注射のメリット

脂肪溶解（BNLS）注射のメリットは、主に以下のようなものがあります。

脂肪溶解（BNLS）注射はメスを使わず注射器で薬剤を注入する施術なので、傷跡が目立ちにくく、周囲にバレにくい点がメリットです。施術した直後からメイクをして帰宅できることもあり、日常生活への影響もほとんどありません。

また、脂肪細胞の数を減らせるため、効果が半永久的に続くのもメリットの1つです。運動や食事制限などを行うことなく効果が期待できるため、筋トレやダイエットなどが苦手な人に向いています。

脂肪溶解（BNLS）注射のデメリット

脂肪溶解（BNLS）注射のデメリットは、主に以下のようなものがあります。

脂肪溶解（BNLS）注射は、注入部位の脂肪細胞を破壊したのち、静脈などを通じて体外へ自然排出されます。そのため、施術直後には効果を感じにくいでしょう。個人差はありますが、施術後数日で効果を感じ始められます。

脂肪溶解（BNLS）注射は、手軽に施術を受けられる一方で、一度に注入できる薬剤の量に限りがあるため、何度か施術に通う必要があります。また、顔などの細かな部位は注入できる量が少なくなるため、効果にも限界があり、太ももやお腹など広い範囲の脂肪を劇的に減らしたい場合には向いていません。

なお、医師の技量によっては、効果の現れ方に左右差ができ、仕上がりが均一にならない場合があります。施術を受ける際は、ご自身が信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。

※参考：
脂肪溶解注射 BNLS アルティメット（小顔注射）｜医療ダイエット・部分?せなら湘南美容クリニック【公式】
お腹の脂肪を減らしたい！脂肪溶解注射のメリットや注意点を解説！｜共立美容外科

脂肪溶解（BNLS）注射がおすすめの部位と打つ量の目安

脂肪溶解（BNLS）注射がおすすめの部位と打つ量の目安は、主に以下の通りです。

施術部位によって異なりますが、打つ量の目安は上記の表を参考にしてください。

脂肪溶解（BNLS）注射は、全身のダイエットというより部分痩せを目的とした施術のため、大量の脂肪を減らすのには向いていません。太ももなど広い範囲に注射をする場合は、薬剤量や施術の回数も増えるため、費用対効果が低くなりがちな点も覚えておきましょう。

※参考：
脂肪溶解注射は顔に何cc打てば効果ある？顔痩せのために必要な量と回数、ダウンタイム – 銀座・名古屋・心斎橋の美肌治療は椿クリニック
脂肪溶解注射は初めてですが、どれくらい打つ必要がありますか？ – プライム銀座クリニック

主な脂肪溶解注射の種類と特徴

脂肪溶解注射の代表的な3種類を紹介します。

脂肪溶解（BNLS）注射の主成分であるデオキシコール酸は、脂肪細胞の細胞膜を破壊します。アメリカのFDAで脂肪分解効果のある成分として認められており、痛みや腫れが比較的少ないのが特徴です。

脂肪溶解注射の違いはデオキシコール酸の含有濃度です。デオキシコール酸含有濃度が高いほど脂肪溶解作用も高くなる一方で、腫れや痛みといったダウンタイムの症状が強く、経過も長くなる傾向にあります。

BNLSアルティメットは、従来のBNLS ネオに比べてデオキシコール酸を200倍に強化したもので、腫れにくく進化しています。カベリンは、さらにデオキシコール酸含有量が高く、BNLS neoの約6,000倍です。脂肪溶解作用の効果が期待できる反面、費用も高くなる傾向にあります。

一方で、BNLSではない脂肪溶解注射も存在します。山参注射(人参注射)では、デオキシコール酸ではなく、高麗人参に含まれるサポニンという成分が脂肪を溶かす役割を果たしています。

※参考：
【脂肪溶解注射（短期治療タイプ）】料金、効果について | 渋谷美容外科クリニック
脂肪溶解注射の種類・効果・腫れ・費用について | 静岡美容外科 橋本クリニック 院長ブログ
山参（サンサム）注射（高麗人参注射）｜医療ダイエット・部分瘦せなら湘南美容クリニック【公式】

脂肪溶解（BNLS）注射で後悔しないクリニックの選び方

脂肪溶解（BNLS）注射を受けて後悔しないためのクリニックの選び方として、以下3つが挙げられます。

それぞれのポイントを見てみましょう。

知識と実績が豊富な医師が在籍しているか

大前提として、脂肪溶解（BNLS）注射の経験豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶことが大切です。医師の技量により、仕上がりに満足できない場合があるため、情報収集はしっかり行いましょう。

クリニックの公式サイト上には、これまでの脂肪溶解（BNLS）注射の症例数や実績が公開されているケースがあります。必ずいくつかのクリニックを比較し、しっかり確認して判断しましょう。

また、実績だけでなく、カウンセリング時の医師の対応を確認することも大切です。こちらの悩みや希望などを聞かずに一方的に話を進めるようでは、信頼感を持つことは困難です。自身の希望やイメージにも耳を傾けてくれる医師であれば、施術後のトラブル発生時にも相談しやすいでしょう。

費用は支払える範囲か

クリニック選びでは、料金が支払える範囲かどうかも選択肢の1つに挙げられます。

個人差がありますが、脂肪溶解（BNLS）注射は1回では効果が実感しづらく、数回の施術が必要になるケースがあります。1回の費用がさほど高額に感じられなくても、何度か施術を受けるとなると、費用が大きくなる可能性が考えられます。

そのため、思っていたよりも効果が感じられず、追加の施術が必要となった場合の予算まで想定しておくと安心です。

クリニックによって料金は異なるため、十分に比較・検討したうえで、支払える範囲の金額のクリニックを選ぶようにしましょう。

フォロー体制は万全か

クリニック選びで後悔しないためには、施術後のフォロー体制も重要です。

多くのクリニックにおいて、初回カウンセリングは無料で受けられます。クリニックの雰囲気や、医師やスタッフの対応をチェックするだけでなく、施術を受けたあとにフォローがあるかどうかも聞いておきましょう。

カウンセリング時からの精神的なフォローや、ダウンタイム、トラブル発生時のアフターフォローなども受けられるクリニックを選ぶと安心です。

納得したうえで施術を受けられるよう、いくつかのクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することが大切です。

脂肪溶解(BNLS)注射のおすすめクリニック9選

脂肪溶解（BNLS）注射の施術の流れ

クリニックや施術箇所などによって異なるケースもありますが、脂肪溶解(BNLS)注射の一般的な流れは、以下の通りです。

来院予約

まずは、カウンセリングのために来院予約をします。電話やWeb予約、場合によってはLINEで予約できるクリニックもあります。

カウンセリングは無料で受けられるクリニックが大半なので、不安や疑問がある場合は気軽に相談しましょう。予約を入れる時点でこうした点を伝えておくと、カウンセリング当日がスムーズです。

カウンセリング・診察

実際にカウンセリングや医師の診察を受けます。

カウンセリングでは自分の悩みや理想など、些細なことでも伝えるようにしましょう。その上で、自分に適した治療法を総合的に判断してもらいます。とはいえ、医師の説明を鵜呑みにするのではなく、自身で脂肪溶解（BNLS）注射の種類や注意点などを事前に把握しておくことが大切です。

また、カウンセリングや診察を受けるときには、医師の態度や話し方なども気にしたいポイント。相性の問題は意外と大きいので、話を聞いていて不快感がないかには要注目です。

契約・支払い

脂肪溶解（BNLS）注射の治療方法が決定したら、契約と支払いの手続きを行います。クリニックによっては、カウンセリング当日に施術を受けられるケースもあります。

脂肪溶解（BNLS）注射

脂肪溶解（BNLS）注射の種類によっては、事前に麻酔クリームを塗る場合があります。クリニックによっては別途料金が発生することもあるため、カウンセリング時に確認しておきましょう。

麻酔をする場合、クリームを塗って20分から30分ほど待ちます。麻酔が効いたらクリームを拭き取り、脂肪溶解（BNLS）注射を行います。注入量や施術部位により異なりますが、施術時間はおよそ10分ほどです。

アフターケア

薬剤の注入が終わったら、施術部位のバランスを確認したり、微調整をおこなったりしてもらいます。

※参考：BNLS（脂肪溶解注射）の治療の流れ | 美容整形の【共立美容外科】

脂肪溶解（BNLS）注射に関するよくある質問

脂肪溶解（BNLS）注射に関するよくある質問として、以下のようなものがあります。

脂肪溶解（BNLS）注射の効果はどのくらいで出る？

脂肪溶解（BNLS）注射の効果は、1回の注入では分かりづらいケースが少なくありません。体型や脂肪の厚さ、注入量などによっても異なりますが、3回から5回ほどで効果が実感できるとされています。

品川美容外科では、特に反応良好な部位として、背中・脇・腰を挙げており、施術部位によっても効果の違いがあると考えておくと良いでしょう。

※参考：品川美容外科の学会活動（第106回日本美容外科学会 秦真治医師の発表） | 品川美容外科【公式】

脂肪溶解（BNLS）注射の効果はどのくらい持続する？

脂肪溶解（BNLS）注射で一度効果が出た場合、その後は半永久的に持続すると考えて良いでしょう。施術によって脂肪細胞の数自体を減らすため、脂肪細胞自体は大きくなることはあっても、数が増えることがないためです。

※参考：
脂肪溶解注射は顔に何cc打てば効果ある？顔痩せのために必要な量と回数、ダウンタイム – 銀座・名古屋・心斎橋の美肌治療は椿クリニック

脂肪溶解（BNLS）注射は何回くらい打つ？

脂肪溶解（BNLS）注射は、同じ部位に数回注入を行ったほうが効果が期待できるとされています。

品川美容外科「第106回日本美容外科学会」では、注入の回数と間隔について、以下のように述べています。

クリニックや施術を受ける方の体質によって、施術後の間隔は異なります。ご自身に適した回数は、カウンセリングなどで医師に相談・確認してみましょう。

※参考：品川美容外科の学会活動（第106回日本美容外科学会 秦真治医師の発表） | 品川美容外科【公式】

脂肪溶解（BNLS）注射で皮膚がたるむ？

脂肪溶解（BNLS）注射によって、必ずしも皮膚がたるむわけではありません。とはいえ、施術前からたるみがある場合や肌にハリがない場合などでは、皮膚のたるみが発生するリスクが考えられるでしょう。

脂肪溶解（BNLS）注射で脂肪細胞が減ったことで皮膚が余り、たるみが目立つケースがあります。また、加齢などで肌のハリが不足している場合もたるみを引き起こしやすくなるでしょう。

肌の引き締め効果をあわせ持つ薬剤を使用することで、たるみが起こりにくくなる効果が期待できるでしょう。

※参考：脂肪溶解注射で顔がたるんだ！？たるみが起こりやすいケースや後悔しないためのポイントを解説｜共立美容外科

ダウンタイムの期間はどのくらい？

脂肪溶解（BNLS）注射のダウンタイムはほとんどなく、場合によって腫れやむくみ、内出血などを起こすことがあります。

種類や施術部位、体質などにより個人差はありますが、一般的にダウンタイムは1週間程度で目立たなくなり、落ち着いてくるでしょう。

施術後の注意点は？

脂肪溶解（BNLS）注射を受けたあと、万が一気分が悪くなったり、体調不良がある場合は速やかに施術を受けたクリニックへ連絡をしましょう。

仕事は普段通りに行って問題ありません。施術当日のみ入浴は避け、シャワー程度にすると安心です。

※参考：脂肪溶解注射 メソセラピー | よくある質問 | アサミ美容外科

まとめ

今回は、脂肪溶解（BNLS）注射の概要やクリニックの選び方、脂肪溶解（BNLS）注射に関するよくある質問などを解説し、おすすめのクリニックもご紹介しました。

脂肪溶解（BNLS）注射は、メスを使わない治療法なのでダウンタイムもほとんどなく、周囲にもバレにくい施術です。ただし、溶けた脂肪が体外に排出されるまでには時間がかかるため、1回では効果を実感しづらく、何度か施術が必要となるでしょう。

実際に施術を受けて後悔しないために、いくつかのクリニックを比較検討し、脂肪溶解（BNLS）の知識を深めておくことが大切です。

今回ご紹介したおすすめクリニックを参考に、しっかり納得した上で施術を受けるかどうか、判断しましょう。